Kiyoshi Makiyama
歯周病とアルツハイマー病
更新日:2022年2月3日

歯周病が様々な全身疾患と関係あることがわかってきています。
糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞などなど。
さらに日本人の死因の3位に急上昇して来た、肺炎にも関係しています。
肺炎の主な原因を占めるのは、機能の衰えから気道に異物が混入してしまう誤嚥です。
誤嚥による感染の主な原因菌は歯周病菌と言われています。
そのほかにも様々な病気との関連が疑われているのですが、11月6日付で歯周病とアルツハイマー病についての論文が掲載されていした。
https://www.nature.com/articles/s41514-017-0015-x
もともとアルツハイマー病との関連は疑われていたのですが、論文によればやはり関連があるようです。
口は様々な病気の入り口になりやすい場所、細菌が繁殖しやすい場所でもあります。
しっかりケアしてあげることで、全身疾患の予防にも貢献できます。
知らない間に、悪い菌が増えないように、定期検診とクリーニングを忘れないようにしてくださいね。